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PythonでSeleniumを使う

· 約3分

PythonでSeleniumをインストールする手順をご紹介します。

PythonでSeleniumを使えるようにするには、以下の３つをインストールする必要があります。

  • Selenium
  • Google Chrome Canary
  • ChromeDriver

今回ブラウザはGoogle Chrome Canaryを使っていますが、普段お使いのGoogle Chromeでも構いません。僕は普段使いのChromeと使い分けるためにGoogle Chrome Canaryをインストールしました。

Seleniumのインストール​

pipで一発！

pip install selenium

Google Chrome Canaryのインストール​

以下の公式ページからダウンロードしてインストール！

Chrome Canaryをダウンロード

canary_download

ChromeDriverのインストール​

ちょっと面倒なことにChromeDriverは、Google Chrome Canaryのバージョンに応じてインストールするバージョンが変わるので注意が必要です。

このサイトからダウンロードできます。

僕はM1 Macを使っているのでMac ARM(64-bit)をポチっと。

chromedriver_mac_link

するとフォルダ一覧が表示されます。意味不明な数字がならんでいますが、僕は数字が一番大きい(多分最新の)フォルダを選びました。

chromedriver_download_1

そしてchromedriver_mac64.zipをポチっとしてダウンロード！

chromedriver_download_2

ダウンロードが完了したら、適当なフォルダに解凍します。

僕はDownloadsフォルダで解凍しました。

後でプログラムでChromeDriverのパスを指定するので解凍した場所を忘れないようにしましょう。

実行！​

こちらの記事を参考にSeleniumを実行してみました。

Chrome CanaryとChromeDriverの実行ファイルがあるパスを設定する必要があります。

from selenium import webdriver
from selenium.webdriver.chrome.options import Options
from selenium.webdriver.chrome import service

options = Options()
## Chrome Canaryの実行ファイルのパスを設定
options.binary_location = '/Applications/Google Chrome Canary.app/Contents/MacOS/Google Chrome Canary'
## ヘッドレスで起動する
options.add_argument('--headless')

## ChromeDriverの実行ファイルの場所を設定
chrome_service = service.Service(executable_path='/Users/{username}/Downloads/chromedriver_mac64/chromedriver')

## ChromeのWebDriverを生成
driver = webdriver.Chrome(
    service=chrome_service,
    options=options
)

## Google検索画面にアクセス
driver.get('https://www.google.co.jp/')

## htmlを取得・表示
html = driver.page_source
print(html)

## ブラウザーを終了
driver.quit()

参考文献​

https://qiita.com/derodero24/items/9e9567790bde9e4b9d0c